5者のコラム 「5者」Vol.108
スポンサーによる改革要求
藤井四段が竜王戦で金井六段を破り6組優勝戦に進出。次戦にも勝てば1年目にして決勝トーナメント進出になり、勝ち抜けば1年目で竜王挑戦権を得る漫画みたいな話になる。彼も奨励会で5敗している。快進撃が続けば「参入制限」が問題になるかもしれない。現在の三段リーグは上位2名しかプロになれない。藤井君が5敗するほど厳しい三段リーグの参加者は多くのプロより強い可能性が高い。それゆえ藤井四段の活躍は「三段リーグ制度改革の契機」になるのかもしれない。
1 プロの数を増やす経済環境にはないので実現しないでしょうね。
2 レーティングで進退が決まる制度が導入されたら40歳以上のプロは大半が引退を余儀なくされるかも。スポンサー側から改革要求が出てもおかしくない。あ、どこかの業界と似ているな。
3 どこかの業界は訴訟でも依頼者の利益になるような和解への誘導の巧拙とかレーティング基準の相対化と多元化が可能でしょうし他業務内容で評価基準の定立が複数の観点から可能でしょう。
4 トーナメントプロとして残れる棋士は半分以下で大半はレッスンプロとしてしか残れないと感じます。弁護士業界で淘汰されてゆくか否かは(最終的には)市場原理によると思いますが、司法には「市場原理と別の価値」が存在するので問題が複雑になります。フリーライダーの繁盛をみていると手弁当でフロンティアを開拓する弁護士活動は今後難しくなっていくと感じられますね。