■2019年01月11日(Fri) 易者 123
 鏡リュウジ「『占い脳』でかしこく生きる」河出書房新社に以下の記述がある。
 占いの方法論や異文化を知ることで、いろんな考え方を知ることが出来ます。いろんな考え方を身に付ければ「この考え方は未来の方が良いと思っている進化論的な火のタイプの哲学者が考えたんじゃないか」といったような推理できる力が身につきます。いろんな考え方があること・ひとつの言葉に縛られなくていいんだってこと・逆に相手の考え方のパターンや、今、自分が置かれている状況を理解するひとつのモノサシとして占いを使うことが出来るかもしれないという視点を持つことが出来ます。そのモノサシ自体が、どのモノサシか、を考えるような力が付くといいですよね。相手やまわりに合わせていればいいのではなく、ひとまず自分が大事ってとこからスタートしないと視点すら持てないままなのです。(201頁)
 成人になったばかりの君に次の言葉をプレゼントしよう。
 子供は法律と無関係に生きているけど大人はそうはいかない。大人は法的思考や方法論を知ることによってこそ社会生活を円滑に送ることが出来る。法的な思考を身に付ければ「この問題は相手方の主張に無理があるんじゃないか?この問題は自分側が譲るべき問題じゃないか?」といった客観的に推理できる力が身につく。法律問題の答えは1つではないんだ。大人になると法律問題には複数の考え方があること・ひとつの視点に縛られなくていいんだってことが判る。相手の考え方のパターンや自分が置かれている状況を理解するモノサシとして法律を使うことも出来る。早く大人になって、法的なモノサシが人や状況によって変わる相対的なものだって考えられる力が付くといいね。相手や周囲に合わせていればいいのではなく自分の利害だけを押しつけるのでもなく、自分と周りの距離感を図る道具としての法的思考を活用することができれば人生はグッと楽になる。僕はそう思っています。