■2018年11月05日(Mon) 5者122
 愛場大介氏はブログでこう述べておられます。
 ほとんどの道具というのは身体能力の増強や代替のためにあります。(略)それではインターネットはどうでしょうか?これは感覚器や四肢などではなく「脳」そのものを延長しているように思います。(略)そしてこれもまたクルマに似た万能感と密室性を得られるものです。(略)インターネットを通じて得られる万能感と密室性(匿名性)についてはクルマ同様ごく一時的な感覚でしかないです。ところがそれがもたらす行動が、後の人生に悪影響を及ぼす可能性については、クルマの運転の場合とちがって教習所などで教わることはありません。教わってないということは、それを顧みることさえ頭にない方々がほとんどかもしれないですね。(略)人生において、正義感や道徳観からの言動でさえ後で振り返れば間違っていたと感じるものは多々あります。誰でも閲覧できる公の場、しかもログが残る世界では、より一層気をつける必要がありますね。(16/8/22)
 クルマに乗っても身体が能力を増すわけではありません。なのに万能感と密室性を得られる魔力を有しています。同様に、インターネットを使っても脳が知性を増すわけではありません。なのにインターネットと繋がることで自分の知性が飛躍的に拡大したかのように勘違いする人が増えています。世界の情報を・一瞬にして得られるインターネットは神の視点を得るのに似ています。神の視点を密室で(匿名性を維持しつつ)得られるのです。勘違いするのも当然です。クルマに関しては教習所で運転技術とマナーを叩き込まれますが、インターネットは最初から高速道路を突っ走ることが簡単にできます。最近その恐ろしさをわきまえていないように感じられる人が目立ちます。ネット上でも、生身の人間が接するリアル社会と同じように、他者の存在を尊重し、謙虚に・誠実に振る舞わなければなりません。