■2017年10月11日(Wed) 学者 111
1        H氏はこのコラムの作者である。
2・1      H氏は昭和37年に福岡県に生まれた。
2・2      H氏は地元の小中学校を卒業して地元の県立高校に進学した。
2・3      H氏は水城学園という予備校にて1年浪人した。
3・1      H氏は大学の社会学部というところで哲学を学んだ。
3・2      H氏は大学を4年で卒業できずに深い闇に沈んだ。
4・1      H氏は平成3年に司法試験に合格した。
4・2・001  この間の経緯については他人様に知られたくないらしい。
5・1      H氏は平成4年に司法修習生になった。
5・2      前期後期とも湯島で、実務修習は熊本であった。
6        H氏は平成6年から弁護士をしている。
7・1      H氏は平成18年から「5者のコラム」を書いている。
7・2      5者とは医者・学者・役者・易者・芸者を指すようだ。
7・3・1    H氏はこれを1000本書くことを目標にしている。
7・3・2    H氏は現時点で663本のコラムを書いている。
7・4・001  何故こんなことをしているのか他人様には知られたくないらしい。
8・1      H氏の外形的な事情については明晰に語り得る。
8・2      その余のことについては容易に語り得ない。
9        語り得ぬことについては沈黙しなければならない。
   (ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」を参考に構成したパロデイです。)
■2017年10月06日(Fri) 医者 111
 或る日のフェイスブックへの投稿。
 NHK「ためしてガッテン」で冷え性の解消法について解説していた。冷え性の原因は交感神経の緊張による血管収縮である。なので冷え性の解消のためには交感神経を緩める必要がある。リラックスした姿勢で、太ももの上に手を置き、ゆっくり呼吸しながら、手の重み・足の重み・手の暖かさ足の温かさを感じる(心の中で言葉を唱える)ことが効果的とのこと。これは座禅の数息観と同じではないか。交感神経を緩めることを実現するには多少の技術を必要とするものであるらしい。脳神経外科の教科書を開いてみた。交感神経が働く状況をライオンと出くわした場面にみたて「fight or flight」、副交感神経が働く状況を食事後の休息にみたて「rest or digest」と、韻を踏んで記述されていた。冷え性が酷い方は恐ろしいライオンのようなものと日々戦っておられるのかもしれない。(15/12/23)
 法律問題を抱えている方々は(冷え性の原因たる)交感神経の緊張による血管収縮が生じている可能性が高いと考えられます。比喩として提示されている「ライオンと出くわした場面」(闘争するか・逃走するか)がリアルに感じられる状況です。 
 弁護士は上記プロセスを意識しつつ「交感神経を緩める・副交感神経が働く」状況を積極的に作り出すべく努力する必要があります。食事後の休息とまではいかなくとも法律事務所を訪れて弁護士と話をすることで「ホッとする」場面を現出したいと思います。未だ紛争が解決していない状態ですから、早すぎる段階で安心するのは良くないのかもしれませんが、過度の緊張が継続する状態は、依頼者にとっても・弁護士にとっても、望ましいことではありません。
 緊張を解くために、リラックスした姿勢でゆっくり呼吸しながら、双方の言葉の重み・身体の暖かさ・精神の温かさを感じる。弁護士はそのための技術を磨きましょう。